足裏や指周りに出来る硬いタコやウオノメ。

何がタコで何がウオノメか?

簡単に言ってしまうと表面に出来る硬い塊がタコ。皮膚の内部に芯のようなものが出来てしまうのがウオノメです。

どちらも、重心が過度にかかっていたり、靴などとこすれるなどで刺激を受け続けることで出来てしまう角質の塊です。

指に出来る「ペンだこ」と同じような原理です。

 

では、そもそもなぜタコやウオノメが出来てしまうのか?できない人との違いは?

 

当たり前のことですが、二足歩行の人間の歩く時の重心(体重)を支えているのは紛れもなく「足裏」です。

この足裏の面積、実は体全体の面積のわずか2%!!

何十キロという体重を支える足裏には、それだけの負荷が常にかかっているんです。

 

本来、足裏にはこの負荷や衝撃を吸収するために、3つのアーチが存在します。

縦のアーチ(内側:A~C) → 親指付け根~かかとに向けてのアーチ。いわゆる土踏まずの場所。
縦のアーチ(外側:B~C) → 小指付け根~かかとに向けてのアーチ。上記の外側。
横のアーチ(A~B) → 親指付け根~小指付け根に向けてのアーチ。

この3つのアーチが正常であると、上記図の点の部分である①親指の付け根、②小指の付け根、③かかとの3点で重心のバランスをとることになり、アーチがバネ・クッションの役割を果たし、地面に着地した際の衝撃を吸収・分散してくれています。

しかし、足裏の筋力低下、歩き方、足に合わない靴を履き続けるなどの理由から、これらのアーチは崩れてしまい(つぶれてしまい)、重心のかかり方はおかしくなっていきます。

結果、衝撃を吸収・分散することができなくなり、過度にその衝撃を受ける場所にタコやウオノメが出来てしまうのです。

 

外反母趾・内反小趾、偏平足、3Eの靴しか履けない…などに心当たりのある方は、アーチが崩れている証拠です。

巻き爪(そのほかの爪の変形)、浮指、ハンマートゥなどが見られる方も、アーチが崩れている可能性が高いです。

 

先にも述べたように、足裏は体の面積のわずか2%です。

この2%の広さで体重を支えるのですから、この3つのアーチがいかに重要な役割を果たしているかがおわかりいただけると思います。

さらに、このアーチの崩れはタコ・ウオノメができるだけでなく、外反母趾、偏平足、巻き爪などの足のトラブルだけでなく、ひざ痛、腰痛、さらには肩こり、冷え性などにもつながっていく恐れもあるのです。

 

では、一度出来てしまったタコ・ウオノメ、どうすれば悩まされないようになるでしょうか?

とにかく今あるタコ・ウオノメはキレイにケアすることは必須です。

特に痛みがある場合は、その時点で足裏の体重のかかり方が崩れているので、取り除かないことには次へ進めません。

もし痛みはないという場合であっても、体重をかけると痛いから気づかないうちに自然とその場所に体重がかからない歩き方をしている可能性があります。つまり、左右どちらか、または内側・外側どちらかに重心が偏っている恐れがあるため、さらに別の場所にタコやウオノメが出来てしまう恐れや、膝、腰などの痛みへつながる危険性を秘めているため、タコ・ウオノメをキレイに取り除くことが必要です。

 

キレイにケアした後は、足裏のバランスの改善を目指しましょう。

バランス改善には、今の自分の足裏の状態を認識し、改善していく努力をすることが必要になりますが、歩き方などはすぐに治るものではありません。かといって、「がむしゃらにトレーニングしなきゃ!」と意気込む必要もありません。

もちろん「よし、頑張るぞ!」とトレーニングに励んでいただくにこしたことはありませんが、今まで何も意識せずに過ごしていたのですから、まずは少しずつ意識していくことからスタートしましょう。

 

さらに、かなり厚いタコ、芯の深いウオノメを放置していた場合は、定期的なケアを数回続けましょう。

分厚くなった角質の状態が長く続いていた場合、皮膚がその厚さを正常だと認識してしまうことがあり、角質ケアをすることで良い状態になったにもかかわらず、『皮膚の厚さが薄くなってしまった。守らなきゃ!』という皮膚の防衛反応を働かせてしまう恐れがあるからです。

 

タコ・ウオノメは放置すればより厚み・深さは増し、痛みも強くなっていきます。さらに、痛みは足裏だけにとどまらず、体のあちこちに現れる危険性もあります。

当センターでは、角質ケアをするだけでなく、アーチの改善に向けたストレッチ、トレーニング、歩き方、足に合った靴の選びかたなどをご案内しています。

とにかく、自分の足の状態を認識し、日頃の生活の中で意識的に改善に向けた取り組みを行っていくことが不可欠です。

自分の足の状態はどうなのか?自分は何をしたらいいのか?気になる方はぜひ、ご相談ください!

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また、当センターでは併設の整骨院で外反母趾・内反小趾治療、インソール処方なども行っております。

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森 友美(もり ともみ)

森 友美(もり ともみ)

「川崎・蒲田巻き爪矯正センター」巻き爪矯正主任。「巻き爪」と一言で言っても、症状・形状は千差万別ですが、同じ痛みを分かち合える者として、お力になれるよう最善を尽くします。今、現に痛みを感じている方、今は落ち着いているもののあの痛みを二度と味わいたくない方、ご家族の巻き爪を何とかしたいとお考えの方、お気軽にお問い合わせください!

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※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。

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